冬の肌は要注意
年も明けていよいよ2012年のスタートです。年末の急激な寒さや年末年始の不規則な生活などで、
肌の状態が何だかさえないわ・・・・と言う方も多いと思います。冬の肌は、「温度の低下」「湿度の低下」
「暖房による室内の乾燥」などの影響を受けて、四季の中で最悪のコンディションとなります。
他の季節よりスキンケアの必要性が高まる季節であり、 「肌がお手入れを欲している季節」とも言えます。
◆冬の肌状態 ◆
通常私たちの肌の表面は、皮脂腺から分泌される皮脂(油分)と汗腺から出る汗(水分)によって、
皮脂膜という天然のクリームを作り、それによって肌を外的刺激から守ったり、乾燥を防いだりしています。
冬は夏に比べて皮脂の分泌もあきらかに低下します。汗もかきにくくなり皮脂膜がきちんと形成されにくい
状態になります。そうなると、外的な刺激にも無防備に近い状態となりますし、肌の水分を保つ力も弱くなり、
乾燥しやすく肌荒れもおこりやすい状態となってしまうのです。
冬のお手入れのポイント
①最も大切なのは乾燥対策
冬の肌のお手入れで最も大切なのは乾燥対策です。冬の肌は乾燥して角質層の水分が保てず、肌表面が
軽くめくれた状態になっています。そうなると、肌の水分を維持する機能ややバリア機能が失われやすく
なってしまいます。「化粧水」をたっぷりと使って肌にうるおいを与え、「クリーム」で肌の表面に油膜を作り、
そのうるおいをキープするようにしましょう。化粧水も乳液も、手のひらの温度を利用して、押し込むように
肌に入れていきます。クリームはベタベタして嫌だという方もいらっしゃいますが、高い保湿効果や肌本来の
働きを高める効果のある成分を、他のアイテム以上にたっぷりと配合されているのがクリームです。
肌へゆっくりとなじませることで、うるおいをしっかりと閉じ込め、血色感があるいきいきとした肌に導きます。
②クレンジングも肌の乾燥には重要ポイント
洗顔後に「スッキリした」は取りすぎだと思ってください。過度なクレンジングは必要な皮脂膜まで洗い流して
しまいます。そうなると肌の水分の蒸発を防げないだけでなく、肌の水分保持に必要なヒアルロン酸やセラミド
などの潤い成分まで流出してしまい、どんどん乾燥傾向の肌になってしまいます。洗浄力の強すぎるタイプの
ものを使用したり、肌を強く擦ってしまうような洗顔方法を続けると、肌に過剰な刺激を与え、角質層の保湿機能・
バリア機能そのものを低下させてしまいます。 その結果、慢性的な肌乾燥の状態に陥ったり、 様々な肌の老化現象・
トラブルを引き起こしてしまう可能性があります。クレンジング剤はミルクタイプなど肌にマイルドなものがおすすめです。
ただし、肌に優しくても、汚れをきれいに取り除くことができなかったら意味がありません。 クレンジングや洗顔は、
汚れさえ落とせればいいや・・・なんて考えずによくよく吟味して選ぶべきだと思います。 それから、クレンジングや
洗顔の際は、決して強くこすらずにやさしく行うようにしましょう。
③マッサージなどで肌の活性化も大切
冬は血行が悪くなり、毛細血管から肌細胞への栄養分の供給がスムーズになされず、その結果、新陳代謝は乱れがちとなり、
肌老化を進行させてしまいます。 また、肌の潤い成分も新陳代謝の過程でつくられますので、新陳代謝の乱れは肌乾燥にも
つながります。肌の角質層は厚くなり、透明感がなく水分の少ないゴワゴワした状態になってしまうのです。適度な
マッサージによって、血液(毛細血管)の流れを良くし、 肌の再生機能である新陳代謝をサポートしましょう。マッサージは、
寒さによる毛細血管の収縮、 外気と暖房の温度差による肌の生理機能の低下などには、有効なお手入れ方法です。
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